私のてづくり作業用に、
刺繍糸のぎっしり詰まった箱があるのですが、その中を幾ら探しても
今刺しているものに合う色がどうにもピンとこないので、
街の手芸屋さんに買い足しにゆきました。
刺繍糸が売られている棚は引き出しになっていて
引き出しを引っ張り出すと、中には仕切りがついた小部屋になっていて、刺繍糸が色ごとに整頓されています。
この引き出しを引っ張り出したときの、鮮やかなグラデーションに、いつもわくわくしてしまうのです。
それから、
たくさんの色の中からつくりたいもののイメージに合った色を、
むしろ絵の具や色鉛筆のような絵を描く材料を選ぶみたいに選びます。
「ん、これかな?」
という候補を、幾つか取り出して並べてみたりしつつ。
そうして夢中で引き出しを開け閉めしては、色との出会いを楽しんでいるのですが、
その都度必用な色以外に「おっ」と心惹かれる色が必ずあって、
必ず1本はそんな理由で買ってみたりもします。
何に使うかは決めていないけど、あとで重宝したりすることも多くて…。
ところで不思議なのは、この「なぜだかわからないけど心惹かれる色」というのは、毎回来る度に違っているということ。
まるで心理テストみたいね。
というわけで、この6色を選んで買いました。
これが今の私の心の色なんだな。
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