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水源地の桜

今年もまた、一年に一度きりのチャンスに出会うべく
三条市の大崎浄水場へ。(通称:水源地)

一年ぶりにやってきた水源地で、意外な大発見!

なんと、三条市大崎浄水場の設備一式12ヵ所が
去年2011年の10月に、国登録有形文化財に指定されたのだそう!
真新しい小さな石碑と、説明文の書かれた看板が立っていて、
建物もこころなしかきれいになっていたりして…。


昭和8年から現在まで現役で、三条の人たちを潤してきた浄水場。
文化財の証の石碑はまるで勲章のようで、どことなく誇らしい感じです。


私の毎年の桜探しは、
五十嵐川沿いの土手道を上流に向かって行くと見つかる不思議な教会みたいな建物から始まるのですが、

取水ポンプ室

この建物は、まず始めに五十嵐川から水道水の原料になる水を汲むための
「取水ポンプ場 ポンプ室」と呼ばれる設備なのだそうです。

これまでこの建物に関する情報がなかなか見つからなかったのだけど、
有形文化財の看板のおかげでようやく謎が解けました…。



そこから更に少しゆくと、近くの人々が「水源地」と読んでいる浄水場があります。


門を入ると左側に見えてくるこの重厚な建物は、
川から汲み上げてきれいにした水を溜めておく「配水池」に水を送るための施設
「配水ポンプ室」なのだそうです。

取水ポンプ室

もちろん、この建物も有形文化財。
今年の入場受付場所(普段は立入禁止なので、見学には記帳が必用)になっていた入口正面の事務室棟も、有形文化財。
ここにあるほとんどすべてが、有形文化財。

なんだか今までと違う気分…。
だけどなんとなく、うれしいような気分。
ひそかに宝物だと思っていたものが、ほんものの宝物だったからかな?



桜の咲く坂道を登って、忘れずに水神様にお参りして、
てっぺんの潜水艦の操縦室みたいな小さな建物から覗き見た桜。

水源地の桜を窓越しに。

この建物はきれいにした水を貯める「配水池」の「機械室」だとのことです。
白とエメラルドグリーンという内装タイルの配色のセンスは、今にも通じる素敵さ。



上りきったら今度は坂道を下って、もと来た道を戻ります。
古民家のような建物は、昔の番宅だったらしいです。

旧番屋の中に残っていた茶箱。

古びた窓から見えるのは、いつかの人々が働いていた息吹。
しかし味のある茶箱だな~。


どんなにのんびりでも春は来る。

今年の春は、やってくるのがあまりにものんびりで、
ほんとうに桜は咲くのかしら?と、やきもきした日もあったけど、
今日わかったのは、どんなにのんびりした歩みでもきちんと着実に季節はやって来るということ。

あ、雨が降ってきた。
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桜をたずねてチャリの旅 ~きまぐれ編(3)~

水源地到着
さて、桜の名所である「三条大崎水源地」へようやくたどり着きました。


こちらは現役で稼働中の浄水施設なので普段は立ち入り禁止になっているのですが、
毎年桜がきれいな時期になると一般開放をしています。

入口の門を入ると、机の上に帳簿が置かれており、
入場する前に住所・氏名を書き込むシステムになっています。


門をくぐるとすぐに目に入るのがこの事務局の建物。
壁に絡まる蔦と、屋根の形が特徴的です。
なんてかわいらしいオフィスなんだろう…
事務局の建物


こちらが現役の浄水施設。
とはいえ、一体いつごろから「現役」なのか、ものすごくレトロなデザインの建物です。
窓や屋根の下の装飾がとても洗練されていてかっこいい。
昔のひとは、実用的な建物にもこういった装飾を欠かすことがなかった。
現代との大きな違いなのではないかなぁ、と、古い建物に出会うたびに思うのです。

なんだかこうしてみると「お城」みたいだなぁ。


浄水施設、現役です。

隣には、ヒマラヤスギの大木が寄り添っています。
絡まる蔦も、歴史を感じさせてくれます。
窓の上の飾りが好き

つばめのような模様の雨どい。
こんなところまで凝ってるなぁ…
つばめみたいな模様



桜の山へ続く緩い斜面を登ってゆくと、今度は打って変わって田園風景に似合う和風の家が見えてきます。
特に解説は書いてないけれど、雰囲気からして昔作業員さんたちが宿舎につかっていたのかなぁ?

建物の裏には、畑か水田のような土地があります。
裏側からみると、古い小学校みたいにみえました。
学校みたい

こちら玄関。
見上げると去年のセミの抜け殻がそのまま残っていて、2匹並んだ姿がさながら「シーサー」みたいになっています。
主のいない家を見守っているのかしら?
ぬけがらシーサー

桜の山をちょっと上ったところから。
なんて郷愁さそう取り合わせなのでしょう…
里の春

桜を背景に、懐かしい雰囲気のクチベニスイセンも並んで咲いています。
クチベニスイセンと桜



この階段をどんどん登って、桜の山のてっぺんをめざしましょう。
※桜が植えられているのは麓だけなので、ほんとうの「てっぺん」は「要害山」の頂上です。海抜141mあります。
石段をのぼってゆきます

すこしづつ眺めがよくなってきました。
遠くの山もよく見えます。
遠くの山がみえる

あれは、五十嵐川にかかる赤い橋だ!
まだまだのぼるぞ…
赤い橋もみえた

水神様の横を通って、階段をもうひとのぼり。
てっぺんにたどり着くと、そこはチェス盤の上に迷い込んだような不思議な場所…?
たしかこの黒い鉄かぶと(?)のようなのは排気に使うものだったと思います。

結構のぼったから、町中を見晴らせてとても気持ちがよいです。
風がそよそよと吹き抜けてゆく山のてっぺん、芝生の上で寝ころんでみたいなぁ…
ところが、案外他のお花見の方もいらっしゃったので、さすがに昼寝できませんでした!
チェス盤の上にいるみたい

ふたたびレトロ建築発見!
中をのぞくと、いろいろな計器類があります。
何に使うのか、かなり謎ですが…?
レトロな小屋

味わいある計器類

「ここは海抜38.23mです。ここの高さは東別院の屋根の高さと同じです。」
と書かれた看板が奥に見えます。
「海抜~」の文のせいなのか、計器類の並んでいるところが操舵室みたいだからなのか、
はてまたブルーの内装だからなのか、なぜかしらこの建物には「海」を感じます。
海を感じる

床の市松模様のタイル。色合いがしゃれています。
さわやか市松タイル

窓から桜をのぞいてみます。
窓に映る桜


さて、予報通り天気が傾いてきました。そろそろ山を下りましょう。
今年の春はずっとこんな「花曇り」でしたね。
花曇り

珍しい八重咲きの桜。
これから咲く八重桜よりも可憐な色合い、小ぶりの花がかわいらしい。
木の下にいると、お祭りみたいに心が華やぎます。
可憐な八重桜

桜の山は、外から見るとこんな感じ。
そこの酒屋さんの表のノボリに「久保田」って書いてあるのがらしくていい感じです。
さくら山


実は、このお花見旅の翌日か翌々日くらいには、近くの桜はきれいさっぱり散ってしまいました。
桜のなんともいえない甘酸っぱい香りや、桜吹雪の下をくぐりぬける晴れやかな感覚…
この季節しか味わえない、言葉にできない感動を体験せずには「春」は終われないから、
ラストチャンス、見逃さないで見にきてよかった!

…と、すきっ腹を抱えながらチャリを家路へと走らせました。

桜をたずねてチャリの旅 ~思いつき編(2)~

土手道をしばらく川上に向かって自転車を走らせて行くと、
土手の下に向かって延びるゆるやかな坂道をみつけました。
その先は花盛りの桜の木立になっています。


下ってゆくと、滑り台やシーソーが幾つか並んでいてちいさな公園のようになっています。
その傍らには小さなお堂を構えた神社もあります。
不思議な、ひっそりとした空間に迷い込みました。

奥のほうには、何やら教会のような形をした古めかしい建物が見えます。


正面から。
古びた建物

横から。
古びた建物 横から

後ろから。
古びた建物 後ろから

さまざまな角度で観察。


ところがここへは、数年前の秋にふらりと訪れたことがあるのでした。
その時も気まぐれにチャリの旅をしていたとき。
「古い建物」には目がない私にとって、その出会いは衝撃的でした。

たしか、その時はまだ門の所に看板が残っていて
その後に書いた当時のメモを掘り返してみたら「三条第一水源地」と書いてあった、とありました。
今はもう、門の看板は取り外されていて、全く使われていない様子でした。

建造された当時をしのばせる入口のアーチや屋根の形、ゆらゆらした表面のガラスには趣も感じられるけれど、
誰も見向きもしない今は、ひっそりと静まり返った「廃墟」の風情も醸していたりもします。


忘れられてしまっても、窓には今年も桜が咲いています。
窓に映る桜

もう誰にも使われていないであろう、さびついたハンドル。
錆びついたハンドル

小さな橋。木陰が心地いい。
小さな橋

足もとに野草発見。

【ノミノフスマ】
ノミノフスマ

ハコベに似た白い小さな花をつけます。
やわらかい茎と、とがった葉が特徴で、花びらが10枚あるように見えるほうがノミノフスマ、
似た草で花びらが5枚なのがノミノツヅリ。

ちいさいから、葉っぱをノミが寝るふとん(フスマは夜具の意味なのだそうな)にみたてたから、その名がついたのだそうです。
なんだかかわいい。


行く春を惜しみながら、そろそろ次の目的地にゆきましょうか。
ゆく春

桜をたずねてチャリの旅 ~思いつき編(1)~

桜の時期はもうすっかり終わりを告げ、淡い緑の霞のように新緑が木々を彩る季節となってまいりました。


さて、4/27の吉日(思い立った日だから)に決行した「ひとりお花見旅」
今度は電車ではなくて、自転車です。
本当は、その日は午後から雨が降る予報だったので、買い物だけ済ませてすぐに帰ろうかと思っていたのですが
午前中、想定以上に上天気…!!!

行くなら今日が桜の見ごろのラストチャンスだな…。
よしっ、行くぞ!!

という訳で、いつもの癖である「盛大な寄り道」のはじまりはじまり。

これから小さな旅


今更な「春のおもいで」にお付き合いいただけたら幸いです。

***

そもそものきっかけは、毎年立派な花を咲かせ土手を彩る「三条商業高校」の桜を少し見にゆこうと思ったこと。
小さい頃、この高校の近くに住んでいて、母に手を引かれ散歩へ訪れていたという記憶があります。
その時代の記憶がおそらく「原風景」のように気持ちの奥底に沈殿していて、
この川べりの風景への愛着になっているのではないのかと、このごろ思うのです。


商業高校の桜



誰もいないグラウンドが、焼きたてのケーキに見えてきました。
さながら粉砂糖のように、桜の花びらがトッピングされています。
昔はそんな発想できなかっただろうなぁ。
時間とともに、心が柔軟になっていくのかもしれません。
グラウンドにトッピング


この日撮った大量の写真の中でちょっとお気に入りの一枚。
愛車と桜で、ツーショット。
自転車と桜



遠くにみえるのは「粟ヶ岳」
点々と咲くタンポポと、のびのびした緑の風景の中でさながらマッターホルンに見えたりしました。
やっほー


さて、春の野草たちも勢ぞろいですね。

巻・岩室温泉きまぐれ旅~その2~

バスの車窓

巻駅前発のバスが向う先は、岩室温泉です。
こんな寒い日は、珈琲・ラーメン・そして温泉の温かさが身にしみるのです。


所要時間は駅前から「岩室温泉」下車で約30分。
もう代掻きを終えた田んぼがちらほらと見える風景の中を、バスはずんずんひた走ります。
到着!
岩室温泉ついた!

桜の見ごろを待ってやってきた岩室温泉。
よしよし、丁度見ごろみたい。
岩室温泉入口の桜
「花曇り」だけれどね。


こんなところに岩室温泉ゆかりの「雁」がいました。
昔むかし、傷ついた雁が温泉で傷を癒しているところから、岩室温泉が発見されたという伝説があるみたいです。
雁のレリーフ


バス停降りて、温泉街中心へ進んでゆく途中にあった古民家。
風情があります。
古民家

雨に濡れた路地。
岩室の路地

奥のお寺を彩る桜。
きっと大昔からここで咲き続けているんだろうな。
お寺の桜


あちこちの案内看板に書かれていた「堤の桜」は、実はちょっと奥まったところにありました。
静かな池の縁に、並んでトンネルを作り出している桜並木。
きれいな風景、ひとりじめ。
堤の桜
水辺の桜

堤には、とても人懐こいかもちゃんと、おしどり夫婦が住んでいます。
歩くと絶えず「クワっクワっ」と言いながらついてきます。
堤のかもちゃん


ところで、堤の桜近辺の地面を見ると時々この「温泉」という表示がアスファルトに印刷してあるのですが、
この下を掘ると、温泉が湧きますよ…という意味だったりして!?
アスファルトに「温泉」


なんとものどかな風景。
絵葉書みたいだ。
のどかな風景


それではそろそろ温泉へ参ろうか。
目指すは大きな旅館「ゆもとや」の近くにある「松葉屋」さん。
トラベランドカフェさんもオススメで、日帰りの入浴だけでも気軽に利用させてくれると聞いたので行ってみることにしました。

その付近は工事中で、係員さんに誘導してもらいながら松葉屋さんを目指します。
その途中通りかかった薬師堂の桜も見事。
薬師堂鳥居と桜

苔むした石段。
石段


さて、松葉屋さんに到着しました。
小さなお宿で、予約も宿泊も無しなのに快く招き入れていただけました。
「行きずりの旅人」にも優しいお宿。今度はぜひお泊まりで来れたらなぁ。
入浴のみ500円、タオル一枚を貸してもらえます。


日本庭園に滴る雨を見ながらゆったり。
久しぶりにたくさん歩いたし、寒かったから、体の芯までじんわりとぬくもりが染みてきます。
松葉屋さんの庭

たくさんの湯の花がふわふわ漂う、ほんのり硫黄の香りがするお湯でした。
上ってからもしばらくずっとぽかぽかしています。


松葉屋さんのアイドル・ガーコさん。
ちょっとシャイな方のようでした。
ガーコ


一日だけの小旅行もいいお風呂で締めくくり。
お名残り惜しいけれど、帰路につく時間です。


バス停に向かう途中の居酒屋さんにいらっしゃった猫様たち。
もうちょっと、仲良くしたかったなぁ。
猫様その1
猫様その2


実は、帰りもバスで…と予定していたのですが、街中の工事中で只今特別ダイヤ運行中だそうで、
調べておいた時刻表と運行時間が違っていました。
バス来ないなぁ…と思い、近くの温泉の方に聞いてみたところ「もう出ちゃってるよ」と……。

教訓:情報は現地でもきちんと確認しよう!

急遽タクシーで岩室駅へゆくことになりました。
まぁ、いろいろあっての「旅」、それもまた後々いい思い出かな。
甚句が招く岩室温泉


ふらり訪ねた近くの街での、たった一日の冒険では、
まだ見ぬおいしいもの、たのしいこと、素敵な風景や人にたくさん出会うことができました。
そんなに遠くへいかなくても、たくさんのお金をつかわなくても、
心身ともにリフレッシュができ、新たな発見もできるのですね。

ちょっと筋肉痛も、これまた旅の勲章かな?

その夜、
巻のお土産をおいしく頂きました。
駅前通りを歩くと程なくたどりつく「一成」で頂いてきた「鯛車」のたいやき、鯛車焼。
鯛車焼


小倉・クリームの2種類があり、薄皮に甘すぎない上品な風味の具がぎっしり詰まっていました。
今度は焼きたてを食べに行こうかな?
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